ファースト暮らすとよた
暮らしの声

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Interview
豊田の家族たち:写真メイン

豊田の家族たち:写真1

豊田の家族たち:写真2

Tさん

農業を志し、葛沢集落にIターンしてきたTさんご夫妻。
夢への挑戦や山村生活の魅力について語ってもらいました。
「山村で農業しながら暮らしたい」
そんな夢を持って移住してきた僕たちを
温かく迎えてくれました。

voice1

地域の人たちの温かいつながりのなかで
暮らせていることが、幸せ。

「将来は山村で農業しながら暮らそう」これは付き合っていた頃からの2人の夢でした。この家に出会ったのは2年半ほど前。庭先から見渡す山間の風景を、2人とも一目で気に入り、ここで暮らそうと即決。ただ、ここは売り物件だったので、残念ながら農業未経験の僕たちには、農地を購入する資格がなかったんですね。でも「農家として実績を積むまでは賃貸でいいよ」と大家さんが快く貸してくれ、住めることになりました。草ボーボーの荒れ放題だった土地を開墾するときは、集落の皆さんも駆けつけ、手伝ってくれました。「若い人が引っ越してくるなんて何年ぶりやろ」とお母さんたちも温かく迎えてくれ、自分の子どもや孫のようにかわいがってくれてありがたかったです。ここで暮らし始めて気付いたんですが、集落の人どうしで交わすあいさつが、いつも「こんにちは」じゃなく、「こないだありがとね」から始まるんです。地域の人たちが互いに助け合い、感謝し合って生きている。そんな温かいつながりのなかで暮らせていることに今、とても幸せを感じています。

voice2

農業初心者の僕たちのために
市の担当者の方が親身になってくれた。

移住してくる前から僕は営農法人、妻は自然農園で働きながら農業を学び、それなりに準備はしていましたが、いざ始めるとなると何から始めていいのかさっぱり…。そんな時、訪ねたのが市の窓口です。右も左も分からない僕たちのために、市の担当者さんは親身になって相談にのってくれました。あの時はうれしかったですね。農業を始めるために必要な手続きや、様々な補助金や融資の制度も教えてもらえて本当に助かりました。

voice3

市や地域の皆さんのおかげで
朝市やお祭りに出店できるようになった。

農業を仕事にしようと決めたからには、自分たちで育てた野菜の出店先探しは、野菜づくり同様、大切な仕事。でも、どこにどう売り込めばいいのか分からない。そんな時に支えてくれたのも、やはり市や地域の皆さんでした。豊田市では、例えば農山村の生産者が作った農産物を、街のお祭りに出店してもらえるよう働きかけるといった、都市と農山村を結ぶ取組も行っています。市のこうした取組に賛同した団体の朝市に、縁あって出店したのを機に、よその地区の朝市やお祭りからも声をかけてもらえるようになりました。市の農業支援や、皆さんのサポートのおかげだと感謝しています。

voice4

山村部だけど、ネット環境はばっちり。
同世代のIターン仲間も結構います。

標高540m。イノシシも出没する山村ですが、地元ケーブルテレビのインターネット接続サービスが万全なので、ネット環境は快適です。店頭販売や卸以外に、自宅でオンラインショップを立ち上げ、全国のお客様に新鮮な野菜を届けています。意外でしょ(笑)?意外といえば、市内の山村部のI(アイ)ターン仲間は意外と若い世代が多いんです。職業も農業に限らずミュージシャン、陶芸家、カフェオーナーなど様々で、情報交換したり、互いに刺激をもらっています。市の『空き家情報バンク』には山村部の空き家物件が随時UPされているので、移住を考えている人はマメにチェックするといいですよ。

私の特等席

堂庭のスギ

葛沢町

特等席:写真

集落のメイン通りにある通称、千年杉。通るたび、パワーをもらっています。
香嵐渓から車で約20分。葛沢集落を通る道沿いにある大杉です。幹の下に薬師堂があり、お堂の庭にあるから堂庭のスギと名付けられたとか。樹齢1000年以上といわれ、地元では千年杉と親しまれています。行楽シーズンにはツーリング客が足を停め、よく見入っていますよ。私も前を通るたび、見上げてパワーをもらっています。
  • 移住・定住促進サイト

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    「ファースト暮らすとよた」は、
    街の賑わいと豊かな自然が共鳴する豊田市に定住をお考えの方々とのコミュニケーションを推進するプロジェクトです。

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