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暮らしの声

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Interview
豊田の家族たち:写真メイン

豊田の家族たち:写真1

豊田の家族たち:写真2

Sさん

「実家の近くで田舎暮らしができるところ」と下山地区で暮らし始めたSさん。
自然の素晴らしさと人の温かさに触れ、すっかりお気に入りの場所に。
NPO法人の運営や民泊事業などを通じて、下山の良さを広く発信しています。
空き家情報バンクなどを活用し
気になる物件での暮らしをスタート。
下山地区を「ついの住処に」と考えています。

voice1

子どもの頃の自然に囲まれた暮らしが原点。
夫と2人、富士山の近くで田舎暮らしを始める。

私は小学2年生の時に名古屋市守山区の志段味地区に引っ越してきました。名古屋市と言っても自然に囲まれた田舎で、毎日近くの山や川へ出かけて遊んでいましたよ。この時の記憶が、今の私の原点です。
その後、名古屋で働いていた時に夫と知り合いました。彼も自然が好きな人だったので、何のあてもなく「富士山の近くに住もう」ということに。富士山の周りをぐるぐる探して、最終的に御殿場に家を借りました。職を見つけたのは引越しの後。生活できる基盤を築いてから籍を入れました。今から20年ほど前の話です。
御殿場では子どもも生まれ、それなりに充実した生活を送っていましたが、今から7年ほど前に状況が一変。名古屋で暮らしていた私の母が病気で倒れてしまい、私が面倒を見ることになりました。御殿場と名古屋の間を行ったり来たりしていましたが、あまりにも距離が遠く、ほとほと疲れてしまったのです。
そこで実家の近くへ引っ越すことに。夫婦とも都会では住めないので、実家から近い場所で田舎暮らしができる場所を探しました。

voice2

気になる物件情報を空き家情報バンクでゲット。
すぐに内見へ行き、購入を決断。

私たちの理想とする田舎暮らしを実現できる場所を探す時に役立ったのが豊田市の「空き家情報バンク」の制度でした。たまたま夫が「こんな制度があるよ」と見つけてきてくれて、この制度のことを知りました。
物件の写真や概要のほか、地域の情報も掲載されていて、とても分かりやすかったです。そこで見つけたのが、下山地区和合町にある戸建て住宅でした。場所も良く、建物の状態も悪くなかったのでまずは賃貸で入居することに。家はもちろん下山地区での暮らしもとても気に入ったので、その後購入しています。
今の家に引っ越してきたのはつい最近のこと。勤務先に向かう途中の道すがらにあり、通勤中に見かけるたびに「こんな家に住んでみたいなあ」と思っていました。そしたらある日、「空き家」の看板が出ていたのです。「このチャンスを逃してはならない」とすぐに不動産会社へ電話をして、内見の予約をしました。部屋は使われておらず、とてもきれいな状態で、ますます気に入りました。改修は必要でしたが、とても住みやすそうだし、この家を使ってやりたいこともあったので、思い切って購入しようと決意したのです。

voice3

自宅を改修して新たに民泊事業をスタート。
下山への移住のステップにとの思いも。

私がこの家でやりたかったことは民泊です。施設の名前は「AJITO」。1日2組限定で泊まっていただきたいと考えています。
私がここで民泊をやろうと決めた理由の一つは、下山地区の四季を多くの人に知ってほしかったから。ここら辺の冬は寒さがとても厳しくて、移住者の中には「こんな寒いところには住めない」と出ていってしまう人が少なくありません。
春など陽気のいい季節に下山地区へ来て、「ここで暮らしてみたい」と思う方が結構いらっしゃるようなので、移住をする前のステップとして、四季を通して「AJITO」へ泊まりに来てもらうと良いのではないかと考えています。
良いところもあれば、悪いところもあるのは当たり前のこと。冬は寒さが厳しいということを民泊によってきちんと理解をしてもらえれば、「やっぱり移住はやめた」という人が出てこなくて済むのではないでしょうか。
理由はそれだけではありません。広い庭があるので、もちろんキャンプなどのアウトドア体験にも使ってほしいという気持ちもあります。テントを貼ったり、わんちゃんと思い切り走り回ったり、とにかく自由に使ってほしいですね。

voice4

ママ友たちと共にNPO法人を運営。
良い仲間に恵まれたことに感謝。

私は乗馬クラブで働きながら、「下山わくわくファーム」というNPO法人の運営にも携わっています。「下山わくわくファーム」は、3つの活動(ヤギによる除草を通じた自然保護活動、子どもの健全育成を図る活動、地域活性と定住促進につながるイベント活動)を主な柱としたNPO法人。具体的にはキャンプや川遊びなどイベントの企画、除草用のヤギのレンタル、駆除した鹿の肉を使ったペット用おやつの製造・販売など、幅広く手がけています。仲間とともに2017年に立ち上げ、2020年に法人化しています。
立ち上げたそもそものきっかけは2つ。1つは草刈りに困っている地域のお年寄りの姿を見たことでした。高齢化や人手不足で草刈りが困難な場所で、ヤギに草を食べてもらえば、CO2を出さずに除草も行えるので、地域社会に貢献できると考えたからです。
もう1つが子どもの遊び場が少ないことでした。子どもの同級生のお母さんたちが集まって、下山地区にある3つの小学校に通う児童みんなが一緒に遊びながら自然の大切さも学べる場を作ることになったのです。
いずれにしろ、下山わくわくファームの原動力になっているのは、社会に貢献したいという気持ち。行政の支援を得ながら長く続けていきたいと考えています。

voice5

下山支所は地域住民の心の拠り所。
困ったことがある時は相談へ。

細々とではありますが、下山わくわくファームの取り組みが続けられているのは、行政の後押しも大きいと思っています。地域の活性化に取り組む団体を支援する「わくわく事業」という制度があることを知り、活用しているからです。下山支所でこの制度があることを知りました。
私たちが移住する時、支所には何度となく足を運んだこともあり、私たちにとってとても身近な存在です。地域住民の心の拠り所というか、何かあったら支所で相談しようと思っている住民は多いのではないでしょうか。
行政の支援はもちろん、地域とのコミュニケーションが降りやすいのも下山地区の魅力の一つです。特に和合に住んでいた時は、移住者の受け入れ体制が整っていて、何か困ったことがあった時、地域の人々が応援してくれる協力体制が整っていると感じていました。心配事がある時は親身になって相談に乗ってくれる人もいますし、人と人との繋がりをものすごく感じて、下山地区のことが大好きになりました。下山わくわくファームに携わっていることも、民泊を始めるのも、下山地区の良さを1人でも多くの人に知ってもらいたいから。本当に移住をしてきてよかったと思っています。

voice6

自宅をたくさんの人が集える空間に。
下山地区の素晴らしさを発信し続けたい。

私のこれからの夢は「AJITO」を楽しく過ごせる空間にすることです。
例えば部屋にはグランドピアノがあるので、音楽家の方が思い切り演奏を楽しんでもらっても良いですね。騒音とか近所迷惑とか全く気にする必要のない場所なので、夜遅くなで大きな音を出してもらっても構いません。ある年配の方は薪ストーブの前でゆっくりワインを飲みたいと話していました。ビールサーバーもありますし、宿泊施設なので仲間同士でお酒を楽しんでもらう日があっても良いと思います。
どんな人が利用するのかは、やってみないことには分かりませんが、とにかく来た人には自由に楽しんでもらえる施設にしたいと思っています。
それから歳を取っても暮らせるように、段差をなくしてバリアフリーにすることも考えています。古民家は段差が多く、躓きやすいので、車椅子の人でも来ることができるようにしたいですね。廊下に手すりをつけたいとも考えています。
あれもやりたい、これもやりたいと、いろいろなアイデアが湧いてきます。それは私自身が下山地区での暮らしを楽しんでいるからにほかなりません。下山わくわくファームや「AJITO」での活動を通じて、これからも下山地区の素晴らしさを発信していければと思っています。

私の特等席

下山地区

夫が空き家バンクで物件を見つけて車では、下山の「し」の字も知りませんでした。実際に住んでみると、夏は意外と蒸し暑いですし、冬は結構雪が降って、水道管が凍ってしまうこともあります。不便だと思うこともありますが、それにもまして自然の素晴らしさや人との繋がり良さを感じ、今ではすっかり下山地区のことが大好きになりました。

特等席:写真

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